今週のグレンラガン 「行くぜダチ公」

ダヤッカが視聴者の意見をまとめて代弁してくれました。
「だからもっと分かるように言ってくれ！」
まったくもってそのとおり。
でもまあ現代の技術レベルでギリギリ想像し得ないテクニカルタームを羅列して、まだ見ぬ超レベルを超えた遙かな高みにあるテクノロジーを幻視させる、あるいは単にはったりをかますというのはSFの古典的な手法ですのであんま一つ一つの単語に引っかかってちゃ駄目ナリよ。
まあその一つ一つに引っかかって、「じゃあ確率変動弾ってどんなのよ？」なんて事を無駄にとことん考え尽くすのがSFの醍醐味なんですけど、脳が疲れるので飛ばします。

ほら、シモンも分かってないし。
この場にロシウたんがいれば、いちいち「馬鹿なっ」とか言って驚愕してくれるから、見ている方としては大変分かりやすいのですが…惜しい、今彼はキノンといちゃいちゃするのに忙しいようです。
とりあえず掌握しなくちゃならないのは二つ。
このまま螺旋力を肥大化させると宇宙が滅びると言うこと。
このままだとニアが酷い目に遭うと言うこと。
「どっちもなんとか旨くやるっスからっ！」
と思考停止に近い結論を出してさらに突っ走るグレン団ご一行様に、認識してしまうことで発動する平行宇宙迷宮の罠が…
ごめん、自分で書いてて何が何だかわかんなくなってきたwwwwwww
PKディックの虚空の眼とか逆周りの世界とか死の迷宮とか、そんな感じの世界観じゃないですかね？言葉の意味はよく解らないけど、とにかく凄く偽物だ。

ついに現れるアンチスパイラル。どうでも良いことですけど、アンチスパイラルって個人なの？まあこの期に及んでアンチスパイラル四天王とか始められたらそれはそれで困っちゃうんですけど。あと一週しかないし。とりあえずよだれを拭いていただければ私としては特には文句無いです。
わざわざ現れて何してくれてんのん、回りくどくない？それってスーパー回りくどくない？って言うロージェノムの疑問に答えていわく、
「べっべつに人類とかに同情してるんじゃないんだからねっ。分析不能の螺旋力を掌握しておきたかっただけなんだからっ」
あ、ツンデレだ。
でも話の流れから考えて、ツンデレ以外考えられないのですがいかがでしょうか。だってこれだけ圧倒的な技術格差があるのなら、もー現れた瞬間に潰して回れるんじゃないかなぁって思うんですけどね。あえてそうしないとなったら、そこには意図があるとしか。
で、分析不能の螺旋力＝ブータですが。

ラセンノキワミ、アッー！

人型になっちゃいました。これまでちっとも大きくならないと思ってたら、成長エネルギーを全部進化エネルギーに変換してたんだね。そんなことが出来るかと言われれば出来るわきゃねーよwwwwwwwって言いたいところですが、出来てしまったのだから仕方ない。諦めた。まあ第１話アバンででてくる獣人ってブータじゃね？とはかなり前から噂されてたんでまあこの流れも有りっちゃあ有り。
このままブータマンがアンチスパイラルを何とかして、みんなをこの精神攻撃みたいなものから救う…精神攻撃違うけど、まあ見てくれと効果はもうそれ以外の何者でもないんだからええんのよ…と言う展開だと思ったらあっさり「認識してしまった」ために、ブータも平行宇宙迷宮にようこそようこ。(´・ω・`)ｼｮﾎﾞｰﾝ

このまま隔離病棟に全員幽閉されて、死ぬまで「おめでとう」というラストもエヴァンゲリオンみたいで楽しいけど、天元突破な王道を行くグレンラガンなのでそうはならず、ニセダメアニキをぶっ飛ばして幻覚のようなもの（無限の可能性の中のどれか一つを選んだ、とも言えるわけですが見かけ上そうなのだからそう見るのが素直な見方）から脱出、ついでに他のメンバーも引っ張っていって、ついにニアの元に…
でもグラサンは☆。

と言うのが今回の話でした。
カミナ兄貴は死んでもカミナですなぁ。まー彼らの中で勝手に肥大化しすぎちゃってるのかもデスが。

そして次回予告。タイトル。

「天の光はすべて星」
…
……
………
ちょっそれは駄目だろって原作的に！
ただ単にゴロが良いからって決めたのならともかく、フレドリック・ブラウン原作のアレをまったく考慮に入れないなんて事はありえない（ガイナックスですし）わけで、まさかまさかまさか…
ここまできて、
幻覚、妄想、妄念ネタでした☆
と言うオチだけは…それだけはやめてっやめてー！！！！！！！！！！！！！１１１１１１１１１１１１１

天の光はすべて星 (ハヤカワ文庫 SF 474)