暇だし己の(ry その2

意識が戻ってからも俺はふらふらしていた。なんかしゃべりにくかったり手がちゃんと動かなかったり、つーかベットに縛り付けられていたり。

そうこうするうちにリハビリが始まり、俺はようやっと事の重大性に気づいたのだった。歩けないどころか立てないわろれつは相変わらず回らないわ文字どころか普通に線も引っ張れないわ。看護士たちが「よく回復したねー」とか「すごい」とか「良かったねー」とか口々に言うのでなーんか大変なことが自分の体に起こったらしいことは予測できたけど、それがどういうことなのかは全く全然実感できてなかったのだ。
これはひどい。
未来への心配などはまるっきりしていなかったが、(直らない方の未来が全く予測できなかった。つーかようする、自分の都合のいいこと以外何も考えられない状態でした)直るまではベットに縛り付けられた生活なのかなーと絶望してたりした。何でベットに縛り付けられてるのかまでは頭が回らなかった。
で、リハビリを一週間ほど続け、その次の週。なんか色んな事が出来る様になってました、いつの間にか。
体育の日にいったい何が?ってくらいの回復っぷり。
もっとも、まっとうに歩けるようになるまではまだまだかかるんだけどね!


その後、順調に回復して行って、十月の3週くらいにはもうリハビリもやることが無くなって、ずーっとエアバイクをこいでました。いやー暇だったよ。
早いとこ体力回復させたかったんで病院内のありとあらゆる階段を延々と上り下りしたりね。でもまだ貧血気味なんだ。なぜだ。腎臓が未だちょっと弱いらしいのだが。この間のためしてガッテン見たら怖くなってきたのだが。確か医者は普通の人の3割くらいの機能にまで落ち込んでるとか言うてたような…でもそれからだいぶ回復したと言われたよなぁ…今どれくらいなんだろう。謎。


で、転院先の返事が遅かったこともあって、場合によってはこのまま職場に復帰したろうかなどとも考えていたのですが、ぎりぎり連絡が来たので今の病院に入った次第です。あと一日遅かったら普通に退院してしばらく自宅っつーか妹の家で自主トレするつもりでした。まあ昨日の怪我で入院しといてよかったって思ったけどな。怪我まった瞬間にすーっと血の気が引いて、面白いくらい血圧下がったからな。職場でやらかしてたらまた再入院だ。あれ、じゃあいっしょか。