VSについて

始める前に一応説明。
もーど忘れしちゃいましたけど昔々高河ゆんだかCLANPだかの書評で、「こいつら自分の書きたいシーンだけを全力で書いて、それを繋げているだけだ。だがそれがいい」みたいなコトが書かれていたことがありまして。どうかなとは思いましたが、それって面白いんじゃないかなーって思ってたんですね。
実際恥ずかしながらきちんと読んだつもりでも頭の中で自然とスルーしちゃうコトって結構多くて、まあ他の人もそうでしょうけどわりとどうでもいいシーンの風景描写とか、読みはするけどトバしちゃいますよね?
昔ウチの妹がやっていたみたいに「まず最初数ページ読んで、最後読んで、気になるところを飛び飛びに読んで、面白かったら全部読む」みたいな極端なことする人は流石に少ないかも知れないけど。
で。
どうせトバしちゃうなら、最初から書かないっつーのはどうかなーと。
あともう一つの動機としては、もう私も結構な年ですので、時間がないってコトですね。今すぐミューズがやって来て「哀れだからまともな小説が書ける程度の能力を与えてやんよ」とか言われてしかもそれをありがたく頂戴してしまったとしても20年が限界ですね。その時俺は60なわけですが、今のペースだと早くぼけると思うんでその辺がリミットかと。
で、俺如きが20年で何が書けんのかと。すでに素晴らしい表現、素晴らしい物語は唸るほどあるわけです。時代は変わっていくので必ずしも過去の名作さえあればそれで充分ですよとは言いきれないものの、過去分全部無かったことにしたってすでにたくさんの人がすんゲーおもしれーのを書いてるわけですよ。プロだけじゃなくて、シロウトがほぼ無償でそれなり以上におもしれーのをガンガン書き散らしているわけですよ。
どんなにおもしれーアイデアがあっても、間に合わないわけですよ。
速さが足りない!
あともう一つ、さっきあともう一つとか言った癖にさらに追加でもう一つ。
人の想像力って偉大だと思うのね。
多分俺の文章はそれに勝てないのね。
だったら、想像の創造の妄想の構想のキーだけ置いて、後は全部任せちゃえば良いんじゃないかと。
中二病設定って噴飯モノですけど、面白いじゃないですか。もっともっとって思うじゃないですか。よろしい、ならば私が提供しよう。何故なら面白そうだから!
えーと、大体上記の理由で始めようかと思います…
しまったー!
長すぎたー!
さらっと説明してさくさくドカドカ乗っけていった方がカッコイイし面白いのについ調子こいて長文書いてもうたー!しかもなんか多分伝わらない程度に意味不明だー!
ま、いいか。
まとめますと、VSは戦闘状態前後のあの感じだけを書いていく小説っぽい何かです。
戦闘自体を書かないのは、小説というジャンルがそれに向かないから。「餓狼伝」おもしろいですけど、あれは戦闘までの流れが異常に面白いんであって、戦闘自体は…つーか極限の戦いだとそのまんま書いてちゃ駄目なんだよね。スピード感が出ないから。
あーでも餓狼伝も文七がう○こ漏らした辺りから読んでないから自信ないですが。獏さんならなんか凄い発明をして、その辺のジレンマ解消してるかも知れません。何から何まであやふやで済みません。
記念すべき第一回は今やってるネコ使いで書けなかったところ。ちなみに次回以降もめんどくさいので世界観や設定は共通で。ただし、時間軸と登場人物はバラバラ、全てのエピソードはほぼ投げっぱなしで伏線も回収しません。想像の力で埋めてくださいw